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今日は創作物語①

私のガイドって「そっちじゃない!」を言うときは強烈な妨害してくんのよねー。
歯磨きしながら「なんかさー君たちさー私に対して遠慮ってモノがないよねー」とか考えてたら、
「オマエモナー!!」と返ってきた気がしました。
そうですね。自分のガイドは普通はもっと敬うものですよね。
「つよし」とか「はげヤクザ」なんて言い方しませんよね。反省してます。
どっちが先に影響を与えたのかは判らんが、遠慮がないタイプだとしっぺ返しが激しいみたいです。

いや、この全ての存在にフラットな感覚はグレイはんではないかな?
「なんや、全部ワシのせいか?」(落ち担当ですから。お願いします。)

なんか、調べんの疲れた。創作します。

昔、昔ある所に若いけれど、徳の高いお坊様、帥源様が居ました。
帥源様は寺子屋で村の子供たちにお釈迦様の教えを簡単な物語で教えます。
「お釈迦様はね、お腹の空いた虎の親子に自分の身を捧げて、飢え死にから救ったんですよ。皆も人には親切に優しくするのですよ。」
その中に村の子供よし吉が居ました。
よし吉は貧乏な農家の子供で一人っ子で、6歳です。オットウとオッカアと三人で小さな藁葺屋根の家に住んでました。

オットウは「俺は戦で武功を上げて武士になるから、貧乏百姓なんかやってる男ではないのだ」と言って、畑仕事はやりません。少しでも金があれば、全てお酒に変えて、暇さえあれば飲んでました。
オッカアは体が弱く病気がちで、身寄りの無い孤児だったので、オットウから逃げたくても逃げる実家も知り合いも居ません。

体の弱いオッカアとよし吉が作った野菜や山で採った山菜を売った金でオットウは遊び暮してましたが、嫌なことがあるとよし吉を殴る蹴るの暴行を働き、憂さ晴らしをして、また飲み続けてました。
オッカアはよし吉が殴られてもただ見てるだけでした。
余計なことを言うと自分も殴られるので、よし吉を庇ったら自分がやられると思い、とてもとても、夫に口出しできませんでした。
自分自身が不安だらけなのでよし吉にまで優しくできません。

よし吉の居る村には市杵島姫様を祀るお寺がありました。そこへ、帥源様という若いお坊様が入門してきました。
帥源様は大変優しく、立派な方で、自分の勉強や修行も忙しいのですが、村の貧しい子供たちが少しでも暮らしぶりが良くなるようにと、お寺の敷地内で寺子屋のようなことを始めました。
砂の上で文字を書く練習をしたり、要らない板に木炭を溶いた水で筆を使って字を書く練習をさせたりしてました。
無料で教えてるので、板は洗って再利用したり、竈の燃料にして、成るべくお寺の負担にならないよう心がけていました。

そこによし吉も通ってました。
いつも、自分の生活を支えるために働き詰めなので、読み書きは新鮮で、とても楽しかったようです。
「おら、ここで字を教えてもらうの好きだべ。帥源様のお話もすごく面白い」
「そうかね。それはよかった。君はなかなか覚えが良くて教えるのも楽しいよ」
「えへへへ。いつも怒られてばかりだから、褒められると恥ずかしいべな」
「おや?よし吉、この痣はどうしたの?あれ?こんなところに傷まである?山に入って怪我したのかい?」
「おら、子供だで上手に金稼げんから、毎日オトオに殴られるべな。」
よし吉は下を向いて涙ぐんでいます。
帥源様はこんなに小さな子供が色々なことに耐えて、真っ直ぐ生きる姿に涙しました。
出家でもさせてあげたい気持ちが湧きましたが、帥源様もまだ若くて修行中の身です。子供を身請けできる立場ではありません。
「読み書きを頑張って覚えて、もう少し大きくなったら奉公に出ればいい。畑を作るよりはきっとお金になるよ」
「うん。おら、仕事しないと怒られるけど、読み書きも頑張るべな」

ある日の晩、オットウの激しい暴力に、恐ろしくなったよし吉が夜中に帥源様のいるお寺に駆け込みました。
「どうしたんだね。こんな夜中に。おや?どうしたの?顔が・・・」
よし吉はオトオに殴られて顔が腫上がってました。
「おら、おら、ご迷惑だとは思ったけど、オトオに殺されるかと思って怖くなって逃げてきただ。帥源様しか頼れそうな人がいねえべな。ごめんなさい。夜中に来てごめんなさい。」
帥源様は泣きながら詫びるよし吉を抱き締めて慰めます。
「そうか。私を頼ってくれてありがとう。よく此処まで逃げてきたね。偉いよ。夜だから怖かっただろうに。」
帥源様はお寺の納屋の中に藁と茣蓙を敷いて、草むらに隠れた壁に開いてる穴の場所をよし吉に教えました。
子供か猫でないと入れない小さな穴で、外からは見えません。
「何時でも困ったら此処に隠れなさい。ここは私のような若輩者しか使わないから、寺の者にもよし吉は此処に居ても見逃してもらえるように頼んでおくよ」
「帥源様、ありがとうございます。オラもうちょっと頑張れそうだべ」
そうゆう事情もあり、よし吉は足繁くお寺に通うようになりました。

寒い冬の日の夜。よし吉が夜、お寺に駆け込んだ日は雪が降っていました。
元気な子供とはいえ、ほぼ吹きさらしの納屋の中でよし吉は寒さに震えて耐えていました。
コンコン「よし吉、そこに居るのかい?足音が聞こえたから来てみたよ」
「あ、帥源様、すまねえ。こんな寒い日に見に来られたら、帥源様も寒いべな」
「いやね、今日は寒いし、大僧正様が居ないから、寺の中で泊まればいいかな、と思ってさ」
「え?いいんですか?でも、でも、オラ寒いから中入りてえだ」
「ははは。そうだろうと思ったよ。私の布団でいいかな?」
「え?え?いいんですかい?」ちょっと戸惑いますがやっぱり子供です。「オラ、布団がいいべな」
「じゃあ、見つからないように、窓からそーっとね」笑いながら帥源様が言います。
2人で窓から帥源様の寝室に入り、自分の布団によし吉を入れて寒いので二人で抱き合って寝ました。
翌日、よし吉はお寺の人より早く起きて窓からそっと帰りました。

ある日、たまたま寺子屋の日に帥源様とよし吉が二人きりでした。
「なんだかなあ。みんな習字はあきたのかなあ」
「オラ、帥源様に会うだけでも楽しいべな」
「よーし、今日は2人だしどっか、遊びに行こう」
「え?いいんだべか?」
「いいよ、いいよ。寺の仕事は今日の分は片付いてるし、私もたまには息抜きがしたい」
2人で裏の山のほうに出掛けます。お腹がすいて、山で生っている柿やアケビを食べます。
「なんだかなーいつも質素なものばかり食べてるから、魚でもとるか」
「え?お坊様が殺生してもいいべか?」
「いいの、いいの。特別な修行するとき意外はね。私は魚採りは子供の頃上手かったんだよ」
山中の川に行って、枯れ木や石を積み上げて小さな堤防を作りそこに魚を追い込みます。
「いいかー。よし吉ー。そっちで捕まえろよー」
「わ、わかっただー」
帥源様が魚を堤防の中に追い込んで、よし吉が岸に魚を放り上げます。取れた魚は焚き火であぶって2人で美味しく頂きました。
「いいかー。よし吉、私が殺生をした事は村の皆には内緒だからな!」
「あい!わかってるべ!!」
2人だけの秘密が出来てよし吉は嬉しくて、魚も美味しくてホクホクです。
「あと、お前かなり臭い。体洗ったほうがいいぞ」
「オトオもオカアもそんなこと言った事ねえべな」
「いいかー。体はこうやって洗って、着物も一回洗っちゃおう」
帥源様は川では体は洗ったほうがイイことを教えて、着物を洗濯してくれたり、文化的な生活方法も教えました。

長いから切るね。(つづく)
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