記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

寝言は「はい、今から出社します」⑭天河大弁財天社

休憩してるときに、
「”ありがとぅぅぅ~~っ”てやるから、みんなキャーキャーワーワーして?」ってガイドに頼むと、
最初にイメージ浮かぶのが「グレイさん」です。
私の軽さはこの方のお陰です。ありがとうぅぅぅぅ~~!!

「天河大弁財天社」由緒の解説のつづき。

⑬で天河大弁才天=大宮売命は「戦神」としての性格が強調されてましたが、
此れは御本人ではなく、大宮売が持っていた軍隊が朝廷から恐れられていた事に因ると考えます。

賀茂一族の部隊は自由に山中を駆け巡る「ヤタガラス」として神武天皇を導き、和歌山から大和に行くのを助けました。
あまりの素早さ、強さに「天狗」とも呼ばれ、恐れられます。
そして、賀茂一族の役小角は呪術だけでなく、忍者部隊を率いる長として有名です。
ウガヤ朝の軍の末裔は戦国時代に「忍者」として活躍しました。
戦国時代の忍者の活躍をみればその強さが偲ばれるでしょう。

饒速日の一族はみんな蛇の化身だってーのは大神神社のときに言ったけど、大宮売命もですね。
この一族のトーテムですよね。まあ、実際に化けた可能性も捨てきれない。

江戸時中期のものだとされる『大和国天河大辯財天縁起』(『神道大系 神社編5』所収)
読みにくいし、UP後に訂正するかもだけど、頑張ったから貼らしてちょんまげら。

 二臂尊像元云妙音天、後云辯財天、(中略)
 四臂八臂之別形者依誓願之區區故、致経説之異、満衆望之多多、
 故示所持之品矣、或宇賀神将而現白蛇之身【糸堯】神王之首、
 或辯財天而秘青龍之質顕美人之貌矣、
 身持宝器随機根之所求、口説神呪顕速【疒吉-カツ】之功能、
 意立誓願契七日之頓成、都三業所作時而不怠、
 衆生所求願而悉満、【帝口-シ、ただ(に)】匪成福智敬愛之徳、
 宜又入無上菩提之道(中略)
 役優婆塞霊山計藪之州、機縁純熟而宣本懐於月氏之空、
 白鳳元年、寶所参詣之次、時處相應而和誓心於日域之光、
 于時、玉【山品】之苔上鷲峯八相之烟霞正従、
 瑤池之浪底、竜宮九頭之靉靆鎮聳、剰為示居所、
 攀白飯山、現和国女形美人之相、依請本身、
 分碧潭波、彰三面蛇頭十臂之像、火天風天左右侍衞
 天人地神上下戴仰、瓦礫荊棘皆成珠玉錦飯之珍寶
 (中略)
 其時行者作出現之相、浮池水之上、生身十臂之像忽来、
 飲木像入水中、云云、 (【 】は外字)

○2本の腕の尊像は元は妙音天と云い、後に辯財天と云う(中略)
○4本腕8本腕の別の形の者は誓願がまちまちに依るが故、経書に説かれている言葉が異なるに到り、多くの民衆の望みが多く、
○故に所持の品を示す、或る宇賀神将而して白蛇の身を神王の首に巻き、
○或る辯財天而して青龍の質を秘めた美人の外観で顕れる、
○宝器を機根(仏の教えを聞いて修行しえる能力)の求むる所に従って身に持ち、口で説く神呪(呪文)は速く顕れる功能がカツ
○意を立て誓願の契りを7日で一挙に悟りに到達し、三業(身・口・心による種々の行為)が発動する都度に怠けず、
○衆生の求むる所の願いを悉く満たし、ただ匪賊が福行をし徳を積み、悟りを得る智行を行い、愛を敬う徳をなすだけにあらず
○無上の菩提(悟りの境地に達する)の道に入ること宜なるかな(中略)
○役優婆塞(役小角)霊山の藪の州にはかり、機縁(仏教の教えによって教導される者の素質を機といい,これが教えを説き救いの働きを現すゆかりとなること)の時機ががととのい、月の空に本懐をのたまう
○白鳳元年、宝の所を参詣の次、丁度良い頃合に、心と対象世界との結合(因と果との結合)が起き、而して心を込めた誓いが天下の光に於いて調和した
○いま現在、玉岩の苔の上、鷲峯(京都市or鳥取県)で釈尊の生涯の八相の煙と霞が正に従い
○遥か池の波の底、竜宮九頭の煙、霞がたなびいているのが鎮まり、聳え立ち、あまつさえ居場所を示す為に、
○白飯山によじ登り、和国の女の形をした美人が現れたので、本身を教えて下さいと請う
○碧い水を深くたたえた淵の波を分け、蛇の頭が3面で10本の腕の像が現れ、火天、風天を左右に侍らせまもらせたる。
○天人、地神を上下に戴き仰ぎ、瓦礫・イバラは皆、珍宝の珠玉の錦飯になる
(中略)
○その時行者はこの現れの相を作り出し、池の上に浮かべて、生身の十本腕の像が突然来て
○木像を飲んで水中に入る うんぬん

弁才天の腕が8本あるのは、民衆の願いは様々なので、全部聞くためには色んな道具を持つ必要があるから。
役小角が白飯山で美人と出会うが、本性は蛇の頭が3面で10本の腕の弁才天の姿だったと解説されてます。

弁財天
『天川弁才天曼陀羅』です↑
火焔宝球を戴く3つの山(弥山・大峰山・金峯山)を背にした三面蛇頭十臂の弁才天の周りを、十五童子+水天&火天+吉祥天&訶梨帝母(鬼子母神)が取り囲んでいるという曼陀羅です。
これは、天河神社の主神がどのような人か伝えるための、ガイドメッセージのような物だと思うのです。

大宮売命の名誉の為に実物写真はこちらになります↓
加賀まりこ1加賀まりこ2
若い頃の加賀まりこさんです。白玉のような縄文美人て多分こんなかんじ。左の写真が好きです
右のほうが女帝ぽいけど、アイラインなしのほうが断然かわいい
こんな人に泣きつかれたら武闘派スサノオ様もメロメロで言うこと聞いちゃいますな。

『天川弁才天曼陀羅』の頭が3つってのは、役小角が吉野の金峯山で修行中に示現した「蔵王権現」でもあることを意味するかもしれません。

蔵王権現は日本独自の混淆宗教である修験道の本尊で、奈良県吉野町の金峯山寺本堂(蔵王堂)に祀られます。
正式名称は金剛蔵王権現(こんごうざおうごんげん)、または金剛蔵王菩薩(こんごうざおうぼさつ)
「金剛蔵王」とは究極不滅の真理を体現し、あらゆるものを司る王という意。
権現とは「権(かり)の姿で現れた神仏」の意。仏、菩薩、諸尊、諸天善神、天神地祇すべての力を包括しているという。
蔵王権現は、釈迦如来=過去、千手観音=現在、弥勒菩薩=未来の三尊の合体したものとされます。

10本の手の持ち物は、筆と巻物。宝珠。釜か蓋つきの鉢のような物。米俵を載せています。
本来、「曼荼羅」は密教での現世利益を願うためのものですが、食物神としての特徴も示しています。

三面蛇頭・十臂(10本の手)の形を見て、私が連想したのは「両面宿儺 (りょうめんすくな)」。
前後を向いた2つの顔、4本の手、4本の足を持つ巨人。項、踵、膕がない。武振熊命(たけふるくまのみこと)に討伐されたという。
飛騨国で民人から略奪を繰り返し、天皇に刃向かう逆賊。
一方、飛騨国の毒龍や悪鬼を退治した英雄でもあり、さまざまな寺社(千光寺、善久寺、日龍峰寺)の開基となっている。官軍に討伐された飛騨の豪族とされる。

「都合が悪い人」っていうのは、心の中で異形の姿にされてしまうのね。

 
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。